働く人を知る
入職年 | 2012年入職 |
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出身校 | 川崎市立看護短期大学 |
患者さんがどのような不安を抱えているのかを、常に考えるようにしています。自分が入院して出産した時に、順調な経過であっても、常に何かに不安を感じていました。その経験から、患者さんの想いを汲み取れるように意識しています。
また家庭と仕事のバランスを大切にしています。仕事中のメリハリをつけ、保育園のお迎えに間に合うよう日々奮闘しています。6東病棟では周りのスタッフが声をかけてくれるので、安心して任せることができます。
6東病棟では周手術期からターミナル期まで、様々な患者さんが入院しています。特にターミナル期の患者さんとは沢山の想い出があります。
食べることが大好きなのに、治療で好きな物が食べられなかった患者さんがいました。予後が厳しいという告知を受けた時に、「カツサンドが食べたい」と話され、医師と相談の元で今まで我慢していた物を食べていただきました。「思っていたより食べられなかったよ。」と言いながらも、嬉しそうにしていたその表情が強く印象に残っています。
全ての望みを叶えることは出来ませんが、患者さんの希望が叶った時に見られる表情が、看護師としてやりがいを感じる瞬間です。