地域包括ケアシステムの中で急性期病院の看護を実践
当院の理念は「私たちは、市民がいつでも、安心し満足できる、愛ある医療を提供します」です。皆さんは、「愛ある医療」とは、どのようなことをイメージされますか?
当院看護部では、愛ある医療とは、患者さんの「〇〇してほしい」、看護師の「〇〇したい」を実践することではないかと考えました。
昨年から「患者さんのそばで仕事ができる=患者さんにより関心を寄せる」を実現するために、セル看護提供方式を導入しました。この取り組みが充実してくると、高齢の入院患者さんが多い中で、患者さんの安全・安心がより一層図れると同時に看護師が看護のやりがいを実感できると思っています。またその他にも、不必要な身体拘束が継続されないようカンファレンスを充実し患者さんの尊厳を守り、日々の治療や看護ケアを通して患者さんの意思決定を支援し、住み慣れた地域で安心して生活することを支援できるように活動を活発化しています。
「多摩病院の看護師さんは優しいね」「なんでも相談にのってもらえるね」と患者さんに思っていただけるよう寄り添う看護の実践に努力を続けています。
看護部紹介