各病棟の詳細(緩和ケア)

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部署紹介

3階東病棟 緩和ケア

各病棟の詳細(緩和ケア)

部署の特徴を教えてください。

3東病棟は緩和ケア病棟として2022年5月に開棟しました。緩和ケア病棟は、悪性腫瘍などの生命を脅かす疾患による苦痛や関連する問題のために居宅(=自宅・介護施設など)での療養が困難な患者を入院の対象とし、専門職に非専門職(ボランティアなど)を加えた多職種チームによるアプローチを行い、患者とその家族(家族以外の介護者、患者が大切に思う人を含む)のQOL(人生と生活の質)の向上を目的とした全人的ケアを提供する場所です。がんで苦しむ患者さん、ご家族のためにスタッフ一同全力でサポートしている病棟です。

部署で習得できる看護について教えてください。

緩和ケア病棟ですので、苦痛症状の緩和、全人的苦痛の緩和、終末期ケア、看取り時のケア、家族ケア、遺族ケアといった緩和ケアの知識・技術が習得できます。緩和ケア内科外来の診察は、緩和ケア病棟の看護師が同席していますので、外来対応のスキルも習得できます。

部署の教育方針について教えてください。

緩和ケアに必要な知識・技術・態度を習得できるように、緩和ケア病棟独自の技術チェックリストがあります。毎年技術の習得状況を確認し、配属3年での自立を目標に、経験を重ねていけるように教育体制を整えています。
所属している看護師は、全員ナーシングスキル内の緩和ケア関連全項目の学習を修了しています。
緩和ケア病棟技術チェックD以上を取得しているスタッフに、緩和ケア内科外来同席のオリエンテーションを導入しています。
中堅以上の看護師はアメリカ看護大学協会で開発された緩和ケアの緩和ケアを提供する看護師に必須とされる能力習得のための院外研修「ELNEC-Jコアカリキュラム」に参加し、スキルアップを図っています。