各病棟の詳細(救急災害医療センターICU)

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部署紹介

救急災害医療センター ICU

各病棟の詳細(救急災害医療センターICU)

部署の特徴を教えてください。

集中治療室は、ほとんどが緊急入院であり、生命の危機にある患者さんや侵襲の高い手術後の患者さんなど、重症度の高い患者さんのケアを行います。常時4:1以上の看護師を配置し、脳神経40%、循環器20%、内科30%、外科10%の割合であらゆる診療科の患者さんを24時間365日受け入れます。

部署で習得できる看護について教えてください。

ハイリスク薬や人工呼吸器などの生命維持装置を日常的に取り扱うため、高度な知識や技術が必要になります。また、言葉で苦痛を表現できない患者さんを観察し、検査データーやモニターが表示する値と照らし合わせながらフィジカルアセスメントを行い、異常の早期発見、苦痛緩和のケアを行うことが何よりも大切です。また、患者さんの不安を軽減するためのメンタルケアや、緊急入院によって大きく変化して行く患者さんのソーシャル面へのサポート、緊張や不安が強い家族へのケアを多職種と連携をして行っています。

部署の教育方針について教えてください。

集中治療室は固定チームナーシング、ペアナース制を導入しています。ペアナースが互いに補完・協力しあいながらケアを行うことで安全・安楽で質の高い看護を提供する事ができます。また、経験の浅い看護師でもペアナース制により、精神的負担が軽減され、タイムリーな指導・教育を受けることができます。チームメンバーによる屋根瓦式の手厚いサポートが受けられますし、学習会や症例検討会を活発に実施しており、成長につながる仕掛けがたくさんあります。