多摩病院では、たくさんの看護学生の実習を受け入れています。5月から6月は統合実習を受け入れることが多く、今までの学習の総まとめの実習を行っています。学校によって目的や目標が変わりますが、今回は「キャリアについて講義してほしい」とご依頼があった学校の講義風景をご紹介します。
講義をしてくれたのは、ICUの特定看護師です。今までの経験を含め。自己のキャリアについてと特定看護師を目指したきっかけについて講義をしてくれました。自分の大切にしている看護についての話や特定看護師の役割と今の活動について、話してくれました。今自分が特定看護師として、どんなことを大切にして活動を行っているのか、具体的な事例を用いての説明は、学生にも届き、自己のキャリアについて思いを巡らせるきっかけとなっていました。特定行為に関しては徐々に認知度が広がっています。看護学生として、最後のまとめの実習での講義は、学生たちは看護の新たな役割への関心を深め、それぞれが看護師としてのキャリアを考えるきっかけになったようでした。