コロナ禍で人が密集する研修が思うようにできない状況がありましたが、３年ぶりに３西病棟と手術室合同で超緊急帝王切開（グレードA）の適応となった妊婦さんのシミュレーションを実施することができました。
このシミュレーションを行うにあたり、緊急時に素早く帝王切開術を行うために、医師・助産師・看護師・手術室のスタッフと話し合いを重ねてきました。　
超緊急帝王切開（グレードA）は、お母さんや赤ちゃんの命を大きく左右することから、グレードAを宣言してから30分以内で手術室スタッフと連携し赤ちゃんを出産させることを目標にしています。
手術決定から手術出棟まで、入室から手術開始までのシミュレーションを実施したことで、多職種がお互いに協力し、円滑かつ速やかに準備を整えるための必要な意見交換ができました。
今後も赤ちゃんとお母さんの安全・安心を守れるよう他部門・多職種とスムーズな連携を図っていきます。

＜医師の診察・グレードA宣言＞

＜病棟スタッフと手術室スタッフが協力して準備＞