お知らせ
4西病棟「血液腫瘍の看護について」
4西病棟は主に消化器内科・血液内科・総合診療内科が入った48床の混合病棟です。
2020年6月から血液内科(急性白血病・骨髄異形成症候群・多発性骨髄腫・悪性リンパ腫等)の患者さんの受け入れを開始し、今年の4月から造血幹細胞移植が始まりました。造血幹細胞移植とは血液を作り出す造血幹細胞を移植する治療です。ドナーの骨髄から採取した造血幹を移植する「骨髄移植」と末梢血から採取した造血幹細胞を移植する「末梢血管細胞移植」を主に行っています。
さまざまな学習会や準備を重ねて、安全に配慮した治療・看護を行っています。また、治療の経過に合わせたパンフレットを作成し、患者さんが安心して治療を受けられるように活用しています。
日本看護協会では造血幹細胞移植看護にかかわる看護師のクリニカルラダー(臨床看護実践能力習熟段階性)も作成されており、今後も一人ひとりの患者さんに合わせた看護が提供出来るよう知識・技術の習得に努めていきたいと思います。