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TAMAちゃん通信

救急災害医療センター「コロナ禍の火災避難訓練」

新型コロナウイルスが感染拡大したことで医療現場は大きく変化しました。従来の看護ケアと厳重な感染管理が同時進行であり、災害時も同様の配慮が必要です。


救急災害医療センターでは、火災発生による院外退避を想定して訓練を実施しました。重篤な病態の患者さんや診断前かつ治療前の患者さん、新型コロナウイルスに罹患している患者さんを感染管理や治療を可能な限り継続したまま安全に院外へ退避し、退避後の患者さんの安全を維持することを目標として訓練が開始されました。それぞれの災害時役割を確認し、自衛消防隊長の指示のもと感染管理を確実に行いながら、発災から23分で全員の院外退避が完了しました。差し迫る状況下で最低限の治療を継続しながら避難する事は容易なことではないこと、日ごろからの備えやスタッフ間のコミュニケーション、患者情報の把握がとても重要であることを再認識するよい機会となりました。